紅茶を楽しむコツ

【目的別】おいしいアイスティーを淹れる簡単な方法3選

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すっきり爽やか、ゴクゴク飲めて作り置きもできるアイスティーは、紅茶の王道の楽しみ方のひとつですね。

作り方は色々とありますが、どれにもメリットとデメリットが存在します。

そこで、メリットとデメリットを整理しながら、簡単なアイスティーの淹れ方を3つご紹介します。

【3つの方法】

  • 濃厚な紅茶味が魅力のオン・ザ・ロックス方式
  • 一度に作り置きしてちょいちょい飲める作り置き方式
  • 濁りのない透明な紅茶にするなら水出し方式

目的に合わせて作り方を選んでみてくださいね。

この記事を書いたのは・・・
ティーバッグ紅茶・ハーブティーの専門店くじらの紅茶です。

日々の暮らしに手軽に彩りを添えていただけるよう、簡単においしく淹れられる高品質なティーバッグに特化したお店を運営しています。

店主は日本紅茶協会認定ティーアドバイザーの小川と申します。

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濃厚な紅茶味が魅力
オン・ザ・ロックス方式

オン・ザ・ロックス方式は紅茶を熱湯で濃いめに淹れてから氷で冷やす方法です。

【メリット】

メリットは濃厚な紅茶の香味を楽しめること。

お湯で抽出するため、茶葉のおいしい成分をしっかり引き出せます。

【デメリット】

デメリットはやや手間がかかること。

氷がなければできませんし、茶液を移し替える場合は洗い物がひとつ増えます。

また、紅茶が冷める過程でクリームダウンという現象が起こることもよくあります。

クリームダウンは茶液が白く濁ってしまう現象で、味や香り、安全性はあまり変わらないものの、見た目に大きく影響してしまいます。

※ クリームダウンについてはこちらの記事で詳しくご説明しています。
  ↓

それでは、作り方のご紹介に入りますね。

1. 熱湯で濃い紅茶を淹れる

まずは熱湯で紅茶を濃いめに淹れます。

抽出時間やお湯の温度、茶葉の量はパッケージに書いてある通りでOK。

ただし、お湯の量を氷の分だけ減らしましょう

目安としては、お湯と氷が半々くらいになるようにします。

(例:仕上がりが250mlならお湯は125ml)

もしティーバッグを使って1つのマグカップで作る時は、アツアツのカップを冷ますためにより多くの氷が必要です。

なので、お湯の量は更に減らしてください。

2. グラスに氷を入れる

空のグラスに氷を入れます。

クリームダウンを防ぎ透明なアイスティーを作るには急冷するのが大切です。

粒の小さい氷をグラスいっぱいに入れると急冷しやすくなります。

ティーバッグでマグカップ1つで作る場合は、ティーバッグを取り出してから氷を直接入れましょう。

熱いカップを冷ます分、氷はより多く必要になります。

3. 氷に当てるように茶液を注ぐ

氷に当てるようにして茶液をゆっくりグラスに注ぎます。

リーフティーの場合は茶こしで茶葉を取り除きながら注ぎましょう。

このとき、グラスが割れないように気をつける必要があります。

氷に当てながら注げば茶液の温度が下がるのでグラスは割れにくくなりますが、絶対に割れないとは言い切れません。

温度変化に強い耐熱グラスなら割れにくいのでおすすめです。

以上がオン・ザ・ロックス方式でした。

一度に作り置きしてちょいちょい飲める
作り置き方式

作り置き方式は、少なめの熱湯で濃い紅茶を作ってから水で薄め、冷蔵庫で保管する方法です。

次でご紹介する水出し方式と違いお湯で抽出するので、紅茶の香味を濃くすることができま

また、大量に作り置きができるのも便利ですね。

ただ、熱い茶液を冷やすため、白く濁る「クリームダウン」が起きやすいのが欠点です。

濁らせたくないけれど作り置きしたい時は、次に紹介する水出し方式がおすすめです。

それでは、作り方をご紹介しますね。

1. ポットにティーバッグを入れる

まずはポットに茶葉を入れます。

茶葉の量はパッケージに記載の標準量でOK。

もし標準量より多く作りたい場合は、茶葉と水分の比率が変わらないように茶葉を多く使ってください。

後の取り出しやすさを考えると、リーフよりティーバッグがよいでしょう。

ただ、リーフを使いたいこともあると思うので、方法は併記しておきます。

リーフを使う場合は抽出するポットとは別にもう1つポットを用意してください。

2. 熱湯を3分の1くらい入れて抽出する

ポットに熱湯を標準量の3分の1ほど注ぎ、フタをして蒸らします。

蒸らし時間はパッケージに記載の標準時間でOKです。

お湯の温度もパッケージに記載の通りにしましょう(一般的には100℃近くのできるだけ高い温度が望ましいです)。

3. ティーバッグを出して水を加える

ティーバッグを取り出してから冷水を加えます。

茶葉と水分の比率がパッケージに記載の標準と同じになるまで水を加えてください。

リーフを使った場合は、茶こしで茶葉を取り除きながら別のポットに移し、それから冷水を注ぎます。

以上で完成です。

冷蔵庫で保管し、早めに飲みきるようにしてくださいね。

濁りのない透明な紅茶にするなら
水出し方式

水出し方式は茶葉をはじめから水に浸けてしまう方法です。

【メリット】

メリットは非常に簡単で手軽なこと。

一度にたくさん作れるので、作り置きにも向いています

また、はじめから水で淹れるので、冷める過程で起こるクリームダウン現象の心配は基本的に不要です。

透明感のあるアイスティーを作りたい時には水出しが最も確実です。

【デメリット】

デメリットは味が薄くなりがちな点。

紅茶のおいしい成分を抽出するには高温のお湯が必要ですが、お湯を使わないので充分に抽出することはできません。

あっさりした味わいもそれはそれで良いのですが、しっかり味が好みだと物足りないと感じるでしょう。

また、完成まで時間がかかるので、今すぐ飲みたい時には不向きです。

水出しをする際は必ず「水出しOK」と記載がある茶葉を使ってください。

ポットは清潔なものを使い、冷蔵庫で保管して早めに飲みきるようにして食中毒に気をつけましょう。

それでは、作り方をご紹介しますね。

1. ポットに茶葉を入れる

まずはポットに茶葉を入れます。

茶葉はティーバッグの方が取り出しやすく濃度の調整がしやすいのですが、リーフでもOKです。

水出しは薄めのあっさり味に仕上がるので、茶葉の量は標準よりも多めにするのがポイントです。

2. 冷水を注ぐ

茶葉を淹れたポットに冷たい水を注ぎます。

水は温める必要はありませんが、紅茶の味わいを濃くしたい時は少量のお湯に1分ほど浸してから冷水を足すとよいでしょう。

ただし、お湯を使うと茶液が白く濁る「クリームダウン」が起こりやすいので、透明感を優先したい時は冷水のみを使ってください。

3. 冷蔵庫で寝かせる 

水と茶葉が入ったポットを冷蔵庫に入れて寝かせます。

抽出時間は3時間以上が目安ですが、茶葉の種類やお好みにもよるので、途中で味見しながら調整してください。

充分に抽出できたら、ティーバッグなら茶葉を出してしまいましょう。

完成後は冷蔵庫で保管し、早めに飲みきってくださいね。

おすすめの紅茶

アイスティーによく使われる定番紅茶はアールグレイ

柑橘果実ベルガモットの香りが爽やかなフレーバードティーです。

くじらの紅茶のアールグレイ
3.2g×10包入り 標準使用湯量250ml

当店のアールグレイはこちらからご覧いただけます

まとめ

以上、アイスティーの淹れ方を3つご紹介しました。

どれも比較的お手軽にできる方法なので、目的に合わせて日常生活に取り入れていただけると嬉しいです。

それでは、楽しいティーライフを♪

このブログを運営しているくじらの紅茶は、忙しい日常生活でも手軽においしく淹れられる高品質なティーバッグに特化した紅茶・ハーブティーの専門店です。

日本紅茶協会認定ティーアドバイザーの店主小川によるこだわりの商品を、ぜひ一度ご覧くださいませ!

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